11日、駿薫 停留精巣をとる手術しました。

IMG_3467_convert_20120812131734.jpg


我が家のかかり付け医は、横浜の磯子にある形成外科で有名な病院です。10ヶ月齢の頃に、駿薫を連れていくと、「片側の精巣が腹部に停留している。放置しておくと癌化するリスクが高い。取り出した精巣を 陰嚢に戻す施術は現在は行っていない。今すぐに摘出するのが望ましい。」
とのことでした。

駿薫はアジリティをするために迎えたB.Cです。思った以上に骨格が大きいこともあり、去勢術を施すことは否定的に考えていました。
でも、癌化するかも、ということであれば 摘出せざるを得ないでしょう。陰嚢内の精巣は残し、前立腺や睾丸の異状が出やすい年齢になったら 再度 摘出術をすることにしました。


どこの病院で手術を受けるか、少し迷いました。
外科の執刀に慣れた磯子の病院は 今年の3月から治療方針が大きく変わり、完全予約診療になり 夜間診療にも応じなくなり、この病院の勤務医だった若い医師達が あちこちで開業しました。そのうちの一人であるO先生が、我が家からごく近い場所に開院したのです。

正直なところ、スキルと技術においては 磯子の院長とは雲泥の差であろう、という不安はありました。
しかし、停留精巣摘出術で磯子では10万円の費用がかかります。もちろん 保険は適用外。8歳齢くらいで睾丸摘出術を受ければ、さらに5万円です。

とにかく1度、O先生の診療を受けてみることにしました。
停留精巣を残すデメリット、競技する予定の犬の場合の睾丸摘出についての考察、などなど、私自身の中でくすぶっていた様々なひっかかりについても 時間を割いて相談に乗ってくださいました。
3日後の午後に手術する予約を入れ、帰宅。

手術前日に先生から電話があり、
「実は、停留精巣自体がかなり小さいかもしれず、先日の触診・エコ―は 精巣位置の確信がもてなかった。おそらく 鼠踁部にあると思われるが、なかった場合は腹部を切って探すようになるため 傷が大きくなります。このリスクを避けるためには 内腹鏡を使うとよいのですが、その設備がありません。磯子なら完備されていますが、当院での手術でもいいですか?」
という内容でした。

傷口は小さい方が、当然 個体のダメージが減ります。
摘出術の場合、腹部を大きく切るのは一般的なので こうした電話を事前にくださるのは O先生の良心なのでしょう。
O先生にあらためて手術をお願いしました。

昼前に病院へ。術前に30分ほど点滴。
病院が小規模なだけに 静かなので、駿薫もケージに入れたりせずとも大人しく点滴されていました。
1時間ほどかけて摘出術終了。手術の様子は ガラス1枚隔てた控え室で 逐一 見ることができます。

摘出された精巣は、7mm×3cmくらいの小さな器官。鼠踁部にある窪みに収まってしまい、陰嚢まで落ちることができなかったようです。体温の干渉を受けたためか、発育不良の状態でした。
念のため、病理に回すことにしました。

駿薫は 薬剤反応が高いようで、麻酔からの覚醒に時間がかかりました。手術台から抱き下ろされて、控え室で待つ私のところで休みます。
磯子の病院では常時30~50匹の入院動物がいて非常にやかましく、面会に来る飼い主さんや多くのスタッフでバタバタしていることもあったなぁ、と思い出し、施術を受けた後の動物のことを考えると、こうした小規模の病院もいいのかも・・・、などとも心底思いました。今までに、レディ・みんみん・キラの入院を経験していますが、あまりのうるささに睡眠を確保できないことに苛立って、いつも院長に「早く退院させてくれ!」と直訴していたので・・・

ホメオパシーのレメディを水で溶かし、10分おきにスポイトで口の中に5mlほどたらしました。1時間経っても、そのまま寝入ってしまいそうなので、自宅に連れ帰ることにしました。
自宅でもトロ~ンとしてソファで眠り続け。

早朝、ふと眼を覚ますと 傷口を舐めている駿に気付き、以前 Yさんに作っていただいたカラーを着けることにしました。傍で見ていられる時は必要ないですが、入浴中などは装着。
「お座り」するとポンチョみたいで可愛い(笑)
IMG_3463_convert_20120812132732.jpg

今日の昼過ぎ、駿薫の容体に変わったことがないか、O先生からお電話をいただきました。
こうした きめ細やかな応対をしていただけることも 嬉しかったです。

舐め崩したりするようなことがなければ、10日~2週間ほどで抜糸の予定。
順調に回復するといいな。







スポンサーサイト
2012.08.12 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://himekiramama.blog.fc2.com/tb.php/76-c0051600