シュンクンの身体の状態、酷く悪化してはいないものの 良くなりもせず(進行疾患だから 当たり前だけど。
家でのマッサージケア、バランスボールなどでの体幹トレーニング、月2回の獣医によるメンテナンスマッサージ、各種サプリメント、など 継続可能なケアを取り入れてきた。
だけど、先日の湖でのアクシデントのように ちょっとしたことでも、日々 薄紙を重ねるようにして培ってきた体調が一瞬にして後退してしまう、という状態であることも事実。何かもう少し、効果が実感できるケアがないものか~、なんて思っていた。

そんな矢先、知人から 「オーストラリア人の馬の整体師が来日する際に、犬のケアもしてくれるよ」と教えてもらった。
オーストラリアでは、馬の整体師として第一人者と評価されているらしい。主に、頸椎、仙骨、顎のズレを矯正するようだ。

日本国内にも、カイロプラクティスを行う獣医もいる。我が家でも、過去に数度 獣医によるカイロを受けたことがある。数年前に 自宅に出張してもらって レディさん、ヒメちゃん、綺羅りん、の施術を受けた際、レディさんの変化には目を見張るものがあった。当時、14歳だったレディさんは、脊椎変形(加齢による)しており、後足の動きが悪くなっていて 時々 ナックリングが見られた。両後足と地面の接地位置がとても狭く、歩行が安定しなかった。
施術直後は、その接地位置が 骨盤から真っすぐに下に降りた位置に改善。ナックリングも解消。
ただし、10日ほど経つと 徐々に元に戻ってしまう。骨だけ矯正しても、骨の周辺の筋肉や靭帯、腱の癖を修正しないと 骨はそれらの恒常性に引っ張られて 元の位置に戻ってしまうのだ。

そうした経験が何度かあったため、オーストラリア人の施術内容がカイロ、と知って ちょっとガッカリした。
効果があっても 一過性のものかもしれないなぁ、と思って。
で、施術当日。施術のために ご自宅を開放してくださった国立の訓練士さん宅へ。

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シュンクンは、仙骨と第一頸椎がずれている。とのことで、「特に仙骨は、犬の身体の構造上で最大限ズレている」、っと(泣)
ここで言われる「仙骨」とは、解剖学的には「腸骨」のことと思われます。
腸骨の左側が肩側に出ていて、右側は尾側、というように斜めになっていると。
第一頸椎のズレについては、思い当たる経緯がある。

シュンクンの脊柱管内には、石灰質の異物があり 腸骨を動かすことで脊柱管内の神経束がこの異物に触れてしまうと、下半身に麻痺が出る恐れがあるため、CT画像やレントゲンも持参した。
そうした説明もキチンと聞いてくれ、脊柱管内に影響を及ぼすことはないから問題ない、と。
ただし、「ピンポイントでの調整が必要なため ラバーハンマーで調整します。」 と、2つのハンマーを取り出す。正直、このツールを目にして、私の顔は引きつっていたと思う。

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うそぉ・・・
と 思っているうちに10秒足らずで施術は終了。
仙骨のズレが原因で、左後足の大腿後部を使わずに内転筋で体を動かしているために 左膝内側の筋肉に炎症。
右膝には慢性的な負荷がかかっており、関節炎を起こす寸前くらい悪い状態。改善には3ヶ月以上かかる可能性もああり、念入りにメンテナンスマッサージをすること、と アフターケアの指導を受ける。
施術が終わった時刻は夜9時。その日、シュンクンの身体の変化はよく分からなかった。

翌日の朝、歩く姿を観察すると歩様に明らかな変化が。
後足の送り出される方向が真後ろに。
シングルトロット気味に狭かった後足の付き位置は、大転子の真下に。
対面で後退させる際に、だんだん曲がってしまう癖も改善。

筋肉にとっては、今までと違う使い方になり シュンクン自身も戸惑っている部分もあるだろう。
注意深く観察を続けて、メンテナンスも継続しながら 少しでも良い状態を保ちたい、と思う。

貴重な機会を与えていただき、I訓練士さん ありがとうございました。
また、深夜まで熱心に施術をしてくださったDan Humphreysさん、通訳のテリー酒井さん、ありがとうございました。
9時に施術を終えたシュンクンの後、まだ19頭の犬と飼い主さんたちが待機してた。全頭の施術を終えたのは、一体 何時だったのだろう・・・


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2015.10.29 / Top↑
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