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7月5日午前2時22分、キラが永眠しました。6歳10か月の生涯でした。
病名は「気胸」。

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4日午前11時半頃に胸腔が肥大し呼吸が苦しそうになり、私はおそらく胃捻転と思い急いで病院へ。レントゲンの結果、「気胸」と診断され、抗生物質と気管支拡張剤を注射され 3日後に診療予約をとって午後2時過ぎに病院を後にしました。舌の色が青っぽくなるようなら緊急で来院するように指示されました。

自宅に向かう車の中で、キラの呻き声がしました。車を停め、キラの舌を見ると白っぽく貧血を疑うような感じ。苦しそうな呻き声が続き、病院に引き返しました。でも、この判断が誤りでした。
診療後30分足らずで劇症症状が起こる予測ができない程度にしか、「気胸」に対する知識のない病院だったのですから。
先端医療設備の整った、別の病院に行くべきだったのです。

病院に着くと、高濃度酸素室で様子を見るように言われましたが、キラの苦しそうな様子は相変わらずでした。医師がキラに触れることはないまま、40分後にキラの呼吸は止まりました。
肺から漏れた空気が胸腔内に溜まり、肺を外側から圧迫するため 呼吸をしても肺が膨らまないのです。そして胸腔内の空気は心臓をも圧迫したのです。これは「緊張性気胸」という劇症状態で、キラの状態をただの「気胸」と診断を誤った病院側の認識ミスでした。

蘇生のための応急措置がとられ、胸腔に外側からドレーンを射して空気を抜き、強心剤を打ち、心臓マッサージを続けたところ、奇跡的に蘇生。その後6時間ほどは小康状態を保ち、水を飲んだり 肉を食べたりも出来ました。騒がしい日で、病院スタッフが退出したのが午後11時半頃。当直になる若手の医師がたった1人と知った時点で、私の心は不安でいっぱいに。
万一の時、どうするんだろう。
緊急の時は 電話で担当医が駆けつける、とのことで、消灯。

午前1時を過ぎたころ、またキラのうめき声が始まりました。急いで当直医を起こしに行きましたが、酸素室の外側から様子を見るばかりで何もせず、電話をかけて欲しい、と訴えると かけてくれましたが、担当医が駆けつけることはありませんでした。そうこうしているうちに 午前2時22分、キラの呼吸は再び止まり、やっと担当医が駆けつける気になったようでした。
当直医がキラを処置台に運び、強心剤を打ってから 呼吸器チューブを喉に挿入しようとしましたが上手く出来ず、12分後に駆けつけた担当医が来てからやっと 心電図、点滴装着、吸入器装着が完了しました。この時すでに午前2時42分。キラの呼吸が止まって 20分も経っていました。心臓マッサージをしていましたが、これで蘇生できたら それこそ奇跡だろうな、と思いながら 私はずっと時計を見ながら様子を見ていました。
3時になる頃、「手は尽くしました。残念ですが・・・」と担当医が言い、処置のすべてが終わったのです。

私は「解剖をお願いしたい」と言いました。肺に穴が開いた原因が分からないので、どうしても知りたかったのです。「これ以上、身体にキズをつけることは可哀想だとは思わないのですか?」と言われましたが、同じことを繰り返さないためには、原因を知りたい、キラの死も浮かばれない、と思うのです。
大体、「可哀想」を言うのなら、劇症症状が始まったにもかかわらず1時間半も放置することの方が、よっぽど可哀想だと思うのです。

点滴も手際よく処置できないようなインターン1人が当直では、緊急事態に対応できないことは分かっていたはずなのに。入院していた意味は どこにあったのだろう・・・


「亡骸を車まで運ぶ」と言われたけれど、こんな獣医師がキラの身体に触ることも不本意で断りました。
キラはずっしりと重く、温かく、柔らかかった。
自宅のソファに横たえ、泣きながら添い寝するように抱きしめていると、ただ眠っているように見えるのに、キラの胸部が動いていないことが不思議でなりませんでした。

ヒメは、キラが絶命していることは分かっているようで、そばで丸まって寝ていました。
シュンは、わ~、と近寄った後、キラが動かないことにギョッとしたような素振りの後、少し離れたところで落ち着いて寝始めました。
猫たちもそれぞれキラのそばに来て、お別れをしたようでした。

少しずつ身体が冷たくなり始めて、グルーミングをしてやらねば、と思い、脱脂綿をつめたり、爪を切ったり、腹部に保冷剤を添えたりし、葬儀社へ連絡。
火葬を当日にするか、翌日にするか決められず、一旦 電話を切り、また キラを抱きしめました。
キラを失ったのに、亡骸まで失うことにためらったのです。

どんなに悲しくても朝は来て、外は明るくなり、生きている動物たちの世話をしなければなりません。
家の中を動いていると、ソファの上のキラが動き出すことを期待してしまう自分。1日 火葬を伸ばしたところで1週間 亡骸をそばに置けるわけでもなく、何より あり得ないことを期待してしまう自分が よくない精神状態でいると感じました。
火葬を その日にすることを決め、葬儀社に連絡したのでした。

facebookでキラへ プラスエネルギーを送ってくださるようお願いしたこともあり、結果を報告することがスジかと思い、キラが亡くなったことを書き込んだところ、たくさんの方から 励ましの電話やメールなどをいただきました。
そうこうしているうちに あっという間に昼になり、キラの最期の旅立ちに持っていかせるモノモノを準備したりして火葬場へ出かける時間に。

眠くならず、空腹も感じず、時間の流れも感じない 7月5日。

美しいラブラドールだったキラらしく、最期の顔もキレイでした。


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2013.07.06 / Top↑
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