フリスタの新曲の準備を始めて4か月、選曲&編曲と人の動きは出来上がり。
私は、「踊り」の知識もないし 経験もないため、1曲の構成を考える時にまず 人の動きだけで1曲表現できるように考えることから始めます。以前は、曲のフレーズごとに犬のムーブを当てはめて考えることから始めていましたが、その作り方だと 曲全体の流れがなくなってしまうのです。犬がいない状態でも 人の動きだけで 1曲を表現できるかどうか、ということです。ここに 犬の動きを少しずつ入れ込んでいくと、犬にたくさんのコンテンツを押し付けなくとも 曲の表現として成立するようになります。
踊りの経験のある人や、表現力が豊かな人の場合は、犬のムーブを先に考えてから人の動きを構成するのでも問題ないでしょうが、まったく そうした経験のない私の場合、犬にトリックをさせている「間」を処理できなくなってしまうため こうした形で作品作りをしています。

で、フレーズの響きや 自分の動きから、犬にしてもらいたいムーブを考えてトリックを教え始めます。なので 1曲を作るには非常に時間がかかります。効率的な作り込みではないですね。でもまぁ、仕方ない。
で、次の曲に盛り込みたいと考えているトリックのいくつかを シュンクンに教える前に、そのムーブを反復練習することで身体に支障がないか ホームドクターに確認。

後退の動き:速度と持続時間による。速すぎる後退と、長すぎる後退は、腰の負担。
バックアラウンド:基本的にNG。
人間を軸とした犬が外向きの360度:犬の転回の速度による。
匍匐前進:膝に疾患がある場合は、絶対にNG。
匍匐バック:腰に疾患がある場合は、絶対にNG。
後ろ脚上げ:それ自体は問題なし。左右の足で上げる高さに不均等がある場合、均一にするための練習はNG。
前足のクロス:それ自体は問題なし。左右の足でクロス角度に違いがあっても、均一にするための練習はNG。
二足立ち:あり得ないほどNG。犬が本来しない行動。ただし、捉まる対象があり 犬の姿態が垂直にならないなら可。
垂直跳び:あり得ないほどNG。腰と背筋の負担は計り知れない。
停座でのチンチン:背筋の過負担と、脊椎が詰まる怖れアリ。

上記は、あくまでもシュンクンが今後 習得するための練習を重ねることが望ましいか 望ましくないか、という観点で獣医に確認したものです。
ですが、健常の個体の場合でも 練習することが問題ないかどうかの1つの目安として、脊椎の形がどうか、ということがあるそうです。一般的な犬の場合、横面からのレントゲン図だと 頸椎から尾椎までの背骨が なだらかな弓なりの弧を描いています。こういう個体の場合は、二足立ちは適していません。稀に、なだらかなS字状のカーブを描いている個体がいるそうで、こうした犬は二足立ち自体が負担ではないそうです。人間の背骨の状態に似ていますね。犬種でいうと、プードルやパピヨン、チワワ、コーイケルなど。
ボーダーコリーやレトリバー種などの一般的な大型犬種は、概して直線的な脊椎様相なので 二足の練習をすることで脊椎が詰まりやすくなり、そのことでヘルニアや馬尾などを発症しやすくなるそうです。
ただし、個体の生来の身体の柔軟性にもより、柔らかい姿態の犬の場合は これに含まれません。
ジャックラッセルテリアやミニシュナなどでは、日常生活でも二足状態でいることを多く目にしますが、体の状態としては二足は適していず 筋肉の力だけで無理やり立っているそうです。また、断尾をしている犬の場合、仙骨が固定されてフレキシブルでないため 普通の走行でも一般的な犬よりも負荷がかかりやすい状態なので、二足は望ましくない、とのこと。
狼爪を切っている犬の場合は、肘以下の筋肉が内転しやすくなるため 脇内側の筋肉が収縮して柔軟性に欠けるため 上腕を外側に動かす動きが負荷になります。人の足に 犬の前足をかけるようなムーブですね。

ムーブそのものを教えるよりも前に、収縮している筋肉をほぐしてあげることが大事だそうです。動きにくい筋肉なのに、ムーブそのものを教え込むための反復練習をすることで、その部位と対角線上にある違う部位(脇腹や腰部など)にも負荷がかかり 治癒に時間がかかってしまうこともままあるそうです。

確認のために聞いたものの、聞く前から ある程度は分かっていた・・・
とは言え、使えるトリック ほとんどないじゃ~ん。
こりゃ、よっぽど構成を考えなきゃね・・・
まぁ、時間かけて試行錯誤してみよう。




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2015.11.30 / Top↑