6月3日に左前足を負傷したシュンクン。
左前肢は、過酷な負荷がかかったために変性していることは1年前に判明していました。幼少期から過度なアジ練を重ねたことが原因と考察されます。レッスン受講+自主練習は週5日を超す週も少なくなく、4歳半頃に、走る際に両前足の上がる高さに差があることに気付いたため生体細胞採取術を行ったのです。ラボからの回答は、
「肘関節、及び骨に異常は認められず。しかし、腱や靭帯に軟骨成分とおぼしき異物の取り込みが見られ、この異物含有により腱や靭帯の柔軟性が損なわれている可能性が高い。」
というものでした。
この細胞採取後、切開した部位を縫い止めた内縫合糸(溶ける糸とされているタンパク質性の糸)に免疫反応が出て、患部が噴出。筋肉と皮膚の再生に合計8か月を要し、その間は運動制限、という使役犬にとっては長くツライ日々が続きました。

皮膚の再生手術が終わった後、バランスエクササイズを取り入れて不均等になった四肢の筋肉量を近づける努力を10か月間、続けてきました。本人はいつも元気だったし、馬尾症候群を抱えた下半身に無理のかからない運動をつづける限りは日常生活にも何の支障もないように見えました。

以前のトピックにも書きましたが、麻酔にアナフィラキシー症状が出るシュンクンにはCT撮影などで患部の特定をすることも、内縫合糸に拒絶反応が出るため外科手術による腱や靭帯の縫合術も不可能です。私が選択した治癒法はホメオパシーによる自然治癒でした。

私が信頼するホメオパスによるカウンセリングを受けた際に、
「肝臓の疲弊がものすごい。通常個体の数値を100とすると、シュンクンは50以下。具体的には、麻酔毒による肝臓疲弊。肝臓が疲弊していると、個体が本来持っている自然治癒力や免疫力が機能しない。」
と指摘されました。

犬の食事についてのカウンセリングを行っている私の仕事の関係上、我が家には肝臓ケア用のサプリメント類は複数種常備していたし、当然、そうしたものを用いて通年の肝臓ケアを怠ってこなかったため、この指摘にはかなりショックを受けました。
けれども、6年間のシュンクンの人生の中で、1歳2か月時、3歳8か月時、4歳8か月時、5歳2か月時、5歳3か月時の合計5回の麻酔で、アナフィラキシー症状が出るようになったことは事実です。同回数の麻酔でも副反応が出ない個体がいることも事実。まずは、ホメオパシーによる麻酔毒出しを図りました。

ホメオパシーでは、過去に体内に取り込んだ有毒物質は最新のものからしか排毒できません。QXソフトによれば、シュンクンの肝臓に蓄積している毒は、麻酔毒、ワクチン毒、エトキシキン、ステロイド、放射線、など。最も酷いものが麻酔、ということです。

ホメオパシーレメディを摂取し始めて10日。まったく変化なし。同じレメディを、服用の仕方を変えて10日後、シュンクンの右目の際にデキモノが。
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実は、麻酔のアナフィラキシー症状が最も顕著に出たのが、右目でした。ボンと大きく腫れて、充血が酷く、腫れが完全に引くのに5日を要しました。
このデキモノが出来たころを境に、シュンクンの前足の使い方に変化が。本人も意欲的に動こうとします。良い兆候!
1日に5回ほどの排尿の色が濃くなったり、薄くなったりしましたが、全体に排尿量が増えました。そして腹部の皮膚の色が顕著に変化。
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もともとキレイな腹部の皮膚でしたが、排毒を意図し始めて1か月半経過した今、全体に以前よりも白っぽくなっています。

月に2回、施術を受けているカイロプラクティックの獣医師からも、
「肝心要(かんじんかなめ)の肝臓、腎臓、心臓のケアは大事」
と。
腹部の皮膚の厚さや色は肝臓の状態を反映するそうで、白っぽくなっているのは排毒中だそう。この後に少しピンク色を帯びてきたら肝臓の中はかなりキレイになっているそう💛

1か月半、麻酔の排毒を意図した後に、再びホメオパスによるカウンセリング。
麻酔毒は完全には出し切っていないものの、数値は50くらいまで改善。QXソフトも、現行で一番悪影響を及ぼしている体内毒はワクチン毒、と。ワクチン(狂犬病)による毒は、ホルマリン、水銀、鉛、などを含むと考えられます。8月末までは、これらの排毒を意図してレメディを変更。加えて、腎臓のサポート。
排毒を行うと、肝臓の状態が良くなるものの、肝臓も腎臓も疲れます。よって、通常の運動量でも疲れやすくなることも事実で、最近のシュンクンは家内ではシニアのように寝てばかりです。
もちろん活動時は活発です。

そして、6月末にできた右目のデキモノ、今ではこんな感じになりました。
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ほとんどワカラナイ~

健康相談を受けている際に肝臓のサポートケアをお薦めすると、
「うちの子、血液検査ではまったく問題ありませんから」
と言われることはよくあります。
もちろん、我が家の歴代の犬達含め肝数値に問題が出た個体はいません。それでも、シュンクンの肝臓の状態が良くなかったことは事実だし、肝臓状態によって彼本来の自然治癒力が阻害されていたことも事実だと思います。
血液検査で肝数値に異常が出る時には、肝細胞の75%がダメージを受けている。と、ホリスティック系獣医は言います。そうなる前に、日頃から肝臓ケアを継続することが大事なのだ、とシュンクンに身をもって再認識させられた思いです。

チーも当然、パピー時にワクチンを接種していますから、近いうちに排毒をさせたいと考えています。

シュンクンの場合は、前肢トラブルの治癒遅滞、という形で肝臓の状態が悪いことが判明しましたが、こうした形で判明しないまま生活を続ければ、肝臓や脾臓などの内疾患と言う形での発現になってしまいます。
ウルソのような臨床薬やハーブ系のサプリメントは肝細胞に外側からの+α的なサポートはしてくれますが、根本的な排毒までは意図できません。ホメオパシーのような自然療法がもっと周知されると嬉しいです。
ちなみに、ホメオパスによっても異なるでしょうが、療法によるセッション料金は、
カウンセリング 1回8,000円
レメディ    1か月分 8,000~10,000円前後
です。
1か月で2万円ほどかかる計算ですが、3~4か月で1ターンと考えていいと思います。




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2017.08.03 / Top↑
6月3日、Woofの林ランにてチーとバッティングしたシュンクン。左前足をぶらんとさせたまま、3本脚での移動。損傷部位は不明で、肩~足先まで熱感なし。
帰宅して、負傷から7時間後にホメオパシーレメディを連続投与。
状態に変化なし。

6月4日、山手のかかりつけ医受診。
念のため、レントゲン撮影。骨にヒビなどなし。
熱感がないため、患部の特定ができず。担当医のU先生は「ボーダーコリーに多くある、上腕3頭筋の腱の炎症の可能性が高い。1週間~10日程は安静に過ごして」との所見。
MRIで撮影することが患部特定に有効、とのこと。

しかし、シュンクンに麻酔は極力避けたい意向だ。MRIやCTの撮影には全身麻酔が前提となる。
2015年にCT撮影のために全身麻酔。
2016年 1月にバイオプシー手術のために全身麻酔。
     7月に皮膚再生手術のために全身麻酔。
     8月の再度、皮膚再生手術のために全身麻酔。
度重なる全身麻酔の影響で、2016年7月の麻酔の際にはアナフィラキシー症状が発現。8月手術の際には違う種類の麻酔を使用してもらったためアナフィラキシーは出なかったが、完全に覚醒するのに半日以上もかかった。
ホメオパシー的な考え方では、麻酔が肝臓から排斥され始めるのに半年は要する。我が家では、通年、肝臓のケアサポートを怠らないが、それでもこうした症状が発現してしまう。(もちろん個体差はあると思われます)

当面は、家内の移動もすべて抱っこ。外出時はカートでの移動で安静を心がけて様子を見ることに。

6月8日、ホメオパスによるセッション
QXソフトを用いたカウンセリングで、シュンクンの気質なども見事に言い当てていく。
「痛み」があること、膵臓の炎症、肝臓の疲弊(特に麻酔によるもの)などを指摘される。
外用1種、内服用4種のレメディ。7日~10日服用して様子を観察。

慎重に「伸び」をできる時も出てきた。

6月13日、山手のかかりつけ医受診
アクシデント日から10日が経過。受診したが、担当医はお休み。別の医師による触診。
「左肘の腱がない。犬の様子から、今回のアクシデントが原因とは思われない。昨年の8か月にも及ぶ肘の炎症が原因の可能性。1月の手術時に腱に問題がなかったか、執刀医に確認する方が望ましい」とな。

確かに、肘上部の腱は左右差がかなりある。しかし、上腕3頭筋は委縮していず、ぶらぶらもしていない。念のため、岡谷の病院へ。

動きがない時には四肢で立てる瞬間もあるように。

6月14日、長野県岡谷の執刀医を受診
「昨年1月時に肘の腱が健常だったかどうか記憶にないが、特に目を引かなかったので問題なかったと思う(腱の存在について)。左右の腱で厚みや張りに顕著な違いはあるが、腱は確かに存在している。上腕3頭筋も小さいながらも(右腕に比べて)機能しており、腱が断裂しているとは考えられない。」
「熱感はないが、外側から触れない深い部分の損傷の可能性はある。患部特定のためにはCT撮影が理想的。アナフィラキシーのことを考慮すると積極的に薦められないので、鎮痛剤を投与して様子を観察することを薦める」
鎮痛剤で脚の使い方に変化が出る場合は、今の症状は「痛み」だけが原因であることが特定できる。
足の使い方に変化がない場合は、靭帯や腱・他筋肉の断裂など機能的な原因である可能性が高い。

3日分の鎮痛剤を処方される。

6月16日、家内での移動&プール
家内での移動は抱っこを止め、自力で少しずつ動くようにさせ始める。ずっと体を動かさないことが、馬尾神経症を悪化させる要因にもなってしまうことを考慮して。
この日、庭に簡易プールを設置。体重負荷がかからない水中での運動を10分ほど。

6月17日、プール

6月19日、プール

6月20日、プール2回&ホリスティック獣医受診
午前中と午後に10分ずつプールによる運動。泳いでいる際に、前に掻き出す前足の伸ばし方に顕著な違いがある。上腕を前に伸ばすことに躊躇いがあるような印象。

毎月受診しているホリスティック獣医。カイロがメインなので、通常のシュンクンの体を知ってくれている。
・上腕2頭筋と3頭筋の損傷。特に上腕3頭筋。左肘腱は脆弱で薄く、異物内包(触って異物を確認できる)。昨年のバイオプシー術で、左肘腱の組成が変質していることは判明している。
・他、肩~左胸部にかけて痛み+痛みのある部位をかばって動くため右腕・右背筋・右腰部の強張り。
・腱や靭帯の断裂は考えにくい。
・今月末まではハイドロ以外の運動は避ける。患部以外の場所の強張りを緩和するケアを保証する。
・「痛み」や「違和感」の記憶(トラウマ)が、足を使わないようにしていることも事実なので、痛みの緩和を意図して高いポーテンシーのホメオパシーの使用を薦める。


アクシデント直後3日は、ほとんど寝て過ごしていたシュンクン。
約20日経っても状態に大きな変化はありませんが、本人は明るく過ごせています。階段の上り下りなども四肢を使って出来るように。
チーのトレーニング中、自分もやりたくてギャーギャーアピール。今までと同じ状態に戻れるかどうかは不明ですが、今は休養期と思ってのんびりしようね。











2017.06.21 / Top↑
シュンクン、再び左前足を負傷しました。

Woofの林ランにて。
母が投げた玩具を追いかけて、地面から咥えようと頭を下げた瞬間にチーがタックル。林ランは地面が天然のため、朽葉で凸凹しています。頭を下げた態勢で、足元のグリップがきかなかったせいなのか、左の前足に妙な加減で負荷がかかってしまったようです。
玩具を奪い取ったチーが走り去った後、左前足を上げたままよろよろしているシュンクンがいました。

歩かせない方がよかろう、とチーを繋いだリードを肩掛けし、シュンクンを抱いて体育館まで。ほんの200mほどの距離なのだろうけど、重い~。
足先、手首、肘、上腕、肩などTタッチしながらくまなく触りましたが、熱感なし。微細なタッチワークならシュンクンは受け入れてくれ、激しい拒絶部位もなく。
3時間ほど様子を見たけれど、好転せず。
帰宅後、ホメオパシーレメディ「ruta」を投与。

一夜明け、左腕を触ると上腕部に少し熱感。朝も10分おきに「ruta」を投与。
昨年、バイオプシー手術の後に皮膚の生着に苦しんだのと同じ部位。少し心配です。
もしも骨にヒビが入っていたら、と考え獣医へ。

念のためにレントゲン撮影。
肘の骨頭部を見て、山手のU先生は「かなり肘関節の外側がギザギザですね」と。
昨年バイオプシー術をした長野のA先生の見解と同じ。A先生は、骨腫瘍か骨融解の疑いがある、と。
でも、その生検の結果は異常なし。
ヒビは入っておらず、おそらく上腕の裏側の腱の炎症、とのこと。ボーダーコリーには多いトラブルだそう。
処置としては、トイレ出し以外はとにかく「安静」。
シュンクンの場合、免疫反応が非常に活性しやすいので、場合によっては過剰活性する可能性アリ。その場合は、患部にとってマイナス要因になるため鎮痛剤などを用いる必要が出てくるが、今の段階では投薬の必要もなし。

自宅から車までは抱っこ。車から病院などはカートでの移動が必須になりました。
カートに乗っているだけでも可愛い

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私自身も体調不良の兆候はすべて左側に反応が出ますが、シュンクンも同じだね。
しばらくは職場にも同伴。安静にして早くよくなるといいね。






2017.06.04 / Top↑
シュンクンの前肢は、キレイな状態を保ったまま少しずつ改善しています。
複数の方から、この傷治療の経過について反響があったので用いた被覆材などについてトピックにしてみました。

j「褥瘡治療」というと、寝たきりの状態で出来る特殊な傷。という印象を持ちがちですが、そんなことでもないようです。
特に、四肢の傷が長期を有する場合は、2次的疾患として褥瘡の問題は常に起きるようです。特に、骨折の場合は骨の再生が済んだ後に、肘や膝の褥瘡治療に半年~1年を必要とすることもままある、とか。
たまたま、知人の犬が前肢骨折経験があり、この子も骨折完治後に褥瘡に半年以上も悩まされた経緯があります。この知人からは様々な情報を教えてもらいました。骨折NO.1犬種であるイタグレさんにとっては、褥瘡トラブル話は尽きないそう。
外科執刀で有名な大学病院の医師だったり、骨折治療で有名な獣医師であっても、結局は褥瘡を防げない。防げないばかりか、きちんとした形での完治まで指導できない、というケースもよくあるそう。肘の突出部を皮膚が覆いきれないまま皮膚の再生が止まってしまい骨の突出部が剥き出しのままで、生活の中で骨が摩擦で削れて慢性関節炎になってしまったり、関節に水が溜まってしまったり。
私自身は褥瘡治療に無知だったため、主治医の進める治療に疑問をもたず。年初から下記の褥瘡用被覆材を使用していれば、肘内側の裂開傷などは生じなかった可能性が非常に高い、と考え後悔しています。


抜糸後3週間経過の現在、シュンクンの腕の状態はこんな感じです。
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元々の傷であった肘部。まだ、擦れると液体が出たりしますが、徐々に外側から毛も生えてきています。
消毒や薬塗布などはせず、経過観察中です。

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肘内側。上部は7月上旬に抜糸した部位。2ヶ月経って、かなり皮膚も柔らかく毛も密生してきました。肘下部はまだ皮膚がつっぱった感じ。時間の経過とともに毛も生えてくると思われます。



そもそもは、肘関節の骨細胞採取のために、肘から上腕にかけて10cmほどの裂開傷を縫合してありました。
この傷を覆うための(湿潤療法のため)被覆材の選択が誤りでした。
4月上旬から使い始めた、医療用の褥瘡治療のための被覆材が大変に優れものでした。
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中身は、こんな感じ。
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厚みが7mmほど。非常に柔らかくクッション性があります。水分のある部位に密着して吸水しつつ、蒸れを防ぎ、擦れも防止。
シュンクンの場合は、肘側と肘内側の両方をカバーする必要があったため、10cm×20cmという大きさが丁度合っていました。
が、お高い~。
シュンクンは血漿液が多く出るタイプなので、1日おきに巻き直す必要があり、1ヶ月間で15~20枚の使用でした。

こちらのサイトで購入できます。
ハイドロサイト 銀

岡谷の執刀医が使用していた被覆材がこちら
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厚みは3mmほどの綿素材。傷口の水分に吸着します。
この被覆材は上記のハイドラサイト剤に比べると、素材・厚みから柔らか過ぎる感がありました。血漿液が多くでるシュンクンの場合、6時間足らずで外側まで体液が染み出てしまい、頻繁に巻き替えする必要がありました。
(被覆材の外側まで体液が染み出ている状態を放置すると、患部は蒸れてしまいます)
それでも、サランラップや水切りビニールを使用するよりは遥かに優れた被覆材だと思います。
安価で購入しやすい素材でしたが、シュンクンには合っていませんでした。小さな傷口だったり、体液浸出が多くない場合は、このメロリンで十分対応できると思います。



2016.09.12 / Top↑
年初から向き合い続けてきたシュンクンの前肢の傷。

とりあえず、完治、しました。
やった~~~!!

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8月20日、再縫合手術から2週間経ち、抜糸できたので、プール解禁。

肘の関節外側の褥瘡部は完全には塞がり切ってはいないため、プールの後に少し出血
でも、皮下の組織は出来上がっているので、このまま経過とともに乾燥させた方が良い、とのこと。しばらくの間は物理的な刺激を和らげるために、サポーターなどを用いても良いかも。

8月になってから行った「脂肪幹細胞再生療法」は、シュンクンにとってメリットのある療法のようです。
脂肪細胞を採取後、培養した幹細胞を3回にわたり点滴投与が1ターン。
日常生活を普通に送れているシュンクンの場合療法の成果の検証がしにくいのですが、彼の気持ちの面でとても前向きに変わったのを感じます。ステップ幅の狭い階段(歩道橋など)は体長のあるシュンクンにとっては背筋の柔軟性を求められるため、後半身に痛みがある時は上ろうとしません。療法を試行後は、狭い場所や高低差のある場所でも、馬尾発症前と同じような動きをしようとする姿が見られます。

骨格系・神経疾患に顕著な改善報告が多いそうですが、現代臨床では根治法のない腎疾患やリンパ管拡張症のような内疾患でも効果が期待できるそう。ただし、個体の免疫力や細胞再生能力によっては成果に違いが出る可能性もある、とのことです。
免疫力や再生能力の低い個体の場合、培養しても幹細胞がなかなか増えないためです。
日常の食事・サプリメント・ストレス・運動量など総合的なQOLの保障がベースにあってこそ、ということでした。

この「脂肪幹細胞再生療法」は、クリニックによって弱冠の料金差があるようです。
事前検査(血液、アレルギー)、脂肪採取術(静脈麻酔、採取&縫合)、培養、3回の点下など諸々を込みで、横浜のクリニックでは20万円(税抜き)でした。
積極的な治療法のない馬尾疾患のシュンクンにとっては、試してみる価値の十分にあった療法だと思います。




<傷の経過>
 1月 6日:バイオプシー手術
    11日:内部縫合糸に拒絶反応し、縫合部が炎症反応    
17日:縫合部の炎症で、外側の縫合糸がはじけ切れる。患部が盛り上がり、内部から湿潤液がだらだらと流れ出始める。

~3月中旬:2~3日おきに都内の主治医に通う。 オプサイトロールやサランラップによる湿潤療法。肘関節外側は遅々としつつも回復傾向。ただし、肘内側は裂開が進む。主治医は、内側裂開には具体的に何も対処せず。

~4月上旬:医療行為として出来ることはなく、「本人の自然治癒力次第」と主治医から言われ、診療が10日おきに。

 4月10日:傷口状態の治癒停滞に業を煮やし、岡谷の執刀医へ。ハイドロサイト剤などの褥瘡対処医療具を使い始める。

~6月上旬:1週間おきに岡谷へ。湿潤療法を継続。ごく緩やかな遅々とした改善兆候。後退はなかった。

 6月上旬:横浜の外科医へ。皮膚移植・短冊療法・PRP療法の3種を薦められる。PRP療法を選択する。

~6月下旬:1週間おきにPRP療法を用いるも、被覆材としてオプサイトロールを用いたために肘内側が再度、裂開する。

  6月29日:皮膚の一部を剥いで浮かし、引っ張り寄せて皮膚を縫合する外科手術1回目。

7月13日:抜糸&PRP療法

7月23日:幹細胞再生療法のために腹部から脂肪細胞採取⇒2週間かけて培養

 8月 6日:皮膚を剥がし引っ張り寄せる外科縫合2回目。&幹細胞再生療法1回目

 8月15日:幹細胞再生療法2回目

 8月20日:縫合部抜糸

 8月22日:幹細胞再生療法3回目


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8月20日 抜糸後。30針ほど縫った糸の跡が赤くなっているけれど、皮膚がきちんと生着しています。

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肘関節外側。褥瘡部中心の3mmほどの皮膚がまだ脆く、物理的な刺激で出血しやすい場所です。時間経過と共に改善する、とのことで経過観察中です。




2016.08.23 / Top↑