6月2日(土)、woofにて開催されたアウラさんファンマッチに参加しました。
1年ぶりの参加。1年前のファンマッチの昼休憩時に、woofの林ランでシュンクンは チーとのバッティングで左上腕を負傷。私は一人で踊ったのだったなぁ。
ご近所犬のグリュックの最後の演技も見たし、思い出深いイベントの1つだった。

あれから1か月半ほどでシュンクンの脚は改善。
でも、お気に入りだった「CHICAGO」のルーティンを練習するのは、足の負担であると考えて諦めたのでした。それで、「ONE」に取り組むことに。。。

さて、チーちゃんの「DREAMGIRLS」
アップは◎
でもぉ~、中盤前あたりからどよよ~ん。あ~、DDJの再現かしら。。。
6回連続のムーブは4回に、4回連続ムーブは3回に、といった具合に犬のムーブを減らす。曲はどんどん流れていくのに、チーのテンション低いためにカウントがどんどんずれていくので、ムーブを減らすしか対応策がないのね。
ハンドラー的には不完全燃焼的な心理だけど、チーはチーなりに頑張ってたことは事実。
演技を見ていたSRママが、
「ママのスカートのフリルが、チーの目にかかるのが意気消沈の一因かもぉ」
と。
MMママが撮ってくれた写真を見ると、確かに。。。

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ビミョーに目にかかるような、かからないような。。。
来週のLBCFではもっと短いスカートで検証してみよう。

シュンクンの「ONE」
DDJのジャッジだったモニカとササに指摘された、後ろ半身へのアプローチ&地団太踏みの改善に取り組んだ10日間。かなり成果を実感できつつも、これをルーティン中に反映させるのは牛歩のごとく。
それでも、曲の冒頭~中盤初めにかけて練習した通りを再現できたことを確認できたので、大満足。
小さなステップでも分かりやすく、シュンクンと会話しながら精度を上げていくつもり。
主催の西田さんから「Walking Award」をいただいて感無量でした。
完成にはほど遠いながらも、懸命に取り組んでいる姿勢が見られたからだそうです。自分の犬と向き合うことは、自分と自分の犬のためであるから、点数や順位のためではないのですが、頑張ろうとしている姿勢を認めてもらえることは嬉しいです。


アウラさんのイベントでは、他団体主催のイベントではお会いできないペアの参加も多いので、そうした方々の演技を拝見するのは楽しみです。お久しぶりにお会いするペアも、着実に進化しているのを見て刺激をいただいたりして楽しい。

チーとも、シュンクンとも、それぞれ成果と課題を確認して実りあるイベント参加となりました。
主催の西田さん、アウラスタッフの方々、ご一緒してくださった方々、ありがとうございました。


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2018.06.10 / Top↑
競技会志向でドッグダンスを楽しむペアにとって大きなイベントであるDog Dance JAPANさん主催の競技会が先週末にWoofにて開催されました。
今回は、10月にスイスで開催されるOEC競技会の日本代表を決める選考会も併催。今年のジャッジはスロベニアのモニカとササが。選考会は、日本の幸松先生も。

アジリティやディスク競技よりは犬の身体にかかる負担が少ないダンスだけど、来月には7歳になるシュンクンと真剣に取り組むことができる時間にメリットがあることも事実。2018年、2019年を目途に、トーンダウンしていくことを視野に入れて、今年は選考会にチャレンジすることにしました。

昨夏7月から取り組み始めた「ONE」。
構成、ルーティンタイム、演奏バージョンなどを何度も変えました。その度にシュンクンはプチパニック。選考会に出ることを決めてからも、
そのこと自体が犬にとって負担なのではないか、
人間のエゴなだけではないか、
自問自答しながらの自主練習となりました。

本番でも練習中も出る、シュンクンの鼻鳴き。
以前は、鼻鳴きを止めさせる方法を試行錯誤していたっけ。
でも、鼻鳴きはシュンクンからのメッセージ、と考えるようになり、ほんの一瞬でも出る鼻鳴き箇所は全部拾い上げる練習に変えました。小さなステップで丁寧に。
ワカラナイところ、不安なところを教えてくれる鼻鳴き。煩わしいものから、会話の糸口をくれるサインに思えるようになりました。
やり取りの一つ一つが、恋人とイチャイチャするようでとても楽しい時間でした。
こうした向き合い方は、選考会に出るという前提がきっかけとなったことは事実です。その時間で得たシュンクンからの信頼や、自分の充実感は、コンペに出ずとも 目的をほとんど達成したような気分でした。このことに本心から思えるようになり、とても静かな気分で会場入りすることが出来ました。

<ワークショップ>
「ONE」で25分間のマンツーレクチャー。
ハンドラーの振り付けやルーティン構成は完璧、と褒められました。が、。。。
犬のポジション理解はまったくNG。と。。。
そもそもシュンクンの後ろ足の位置、向き、立ち姿、後半身の使い方、全てがNG、と。。。

かなりショックな25分でした。
指摘されたことは納得のいくもので、それを突き詰めて改善させる努力を怠ってきたのも事実。でも、競技会まで1日で修正しようもない。。。
ほとんどドナドナの気分。

<競技会 チー>
チーにとって本競技会がデビュー。
本当は4月のオプデスがデビューとなるハズだったけど、ヒートで予定が狂った。前日のワークショップでの母のショックがチーに影響を与えたのか、当日朝はチーはヨーグルト食べず、オヤツ食べず。
ランでは走ったり、レトリーブしたり出来るものの、会場では覇気なし。
表情が暗く、顔が上がらず、毛が逆立ち。。。
1歳未満のチーに戻ったみたいだ。おだててもダメ。
とにかくチーの動きに合わせてハンドリングすることに決める。ハンドラーの振り付け、ステップも小さく。すべての動作をルアーリングに。
チーちゃん、犬のムーブは4割ほどカットして何とか演技を終えました。

この曲は上半期で終了のつもりだったけど、秋にリベンジだね。もう少し踊りこんで、自信もってもらいたい。

宿泊部屋に戻るとすぐにウトウト。こちらが考えていたよりもはるかに疲れているようなので、食事は半量に。消化に費やす体力を少なくする。食べ終えるとすぐにまたウトウト。

<競技会 シュンクン>
元々、良い結果を出そう、という「欲」が削げた感のワタクシだったけど、1日前のワークショップでの指摘の言葉が刺さってしまって ますます淡々とした心持ち。
アドバンスクラスで最後から2番目の出陳順だったため、本リンクで演技中のペアから伝わる緊張感を感じ取ったシュンクンがカーミングを見せ始める。
いつも必死に応えようと向き合ってくれるシュンクン。ありがたくて、愛おしくて、涙がこみ上げてしまう。
アップに時間をかけることは止めて、サブリンクでもホワイエでもTタッチをたくさん施すことにする。犬のためにTタッチをするのだけど、どんどん自分の気持ちがニュートラルに変わっていくことが分かる。
シュンクンの顔つきも和らぎ、とても良い状態でリンクイン出来ました。演技は前半はとても良い出来。中盤頃、ジャッジ席の延長線上にいるころから鼻鳴きが始まり、演技終わりまで終始止まらず。
テンパったシュンクンはハンドサインに過剰に反応して、ますますテンパる。予定していたポジションは1つまるまる欠落。それでも何とか大きく破綻せずに踊りきれました。
なんと、結果は1位(9頭中)。
かなり衝撃的に驚きました。

ダンス仲間が次々に「おめでとう」を言いに来てくれたけれど、あまり実感なく、選考会での演技で少しでもシュンクンの不安を少なくしてあげるには、ということの方に気を取られる。

<代表選考会>
くじ引きで出番は3番目(5頭中)。
1回目の演技よりもコンテンツは表現できたけれど、シュンクンの精神状態は1回目の方がマシだった。
ジャッジの評価も、1回目より0.1~0.3ポイント下がった。
それでも、総合で1位(5頭中)となり、代表権ゲット。
精度低いパフォーマンスだったので複雑な心境で、代表入りの結果を聞きました。
でとにかく、シュンクンはよく頑張ってくれました。

ありがとう シュンクン。
また一歩 進化できたね。
さらなる進化を一緒に歩もうね。


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2018.05.22 / Top↑
今季に参加するフリスタ系のイベントとしては最後となるアウラさん主催のファンマッチに参加。
会場はお馴染みのWoof屋内ラン。
この会場には、シュンクンにとってネガティブな記憶が多いと推測できます。(DDJPイベント時の劇症下痢などから)楽しい刷り込みを上書きしたい気持ちで参加しました。

まずは、チーとの「Tiki Tiki Tiki Room」。
DDJPのWSに参加して以降、アテンションの維持に練習の大半を費やし、曲そのもののトリックやムーブの練習はほとんどしていなかったので、急きょ、構成を脚側だけに変更しようかどうか迷ったけれど、犬も人も対応できないので元々のルーティン構成のまま演技。
案の定、と言うか、そりゃぁそうよね~、的なチーたんの演技。
遠隔は吠えが出やすいため、距離をあまりとらず、出来たら駆け寄ってトリーツ。
などの対応をしたけれど、吠えました。遠隔1回につき1声吠えが1回(笑)
ハンドラー自身に「うまく見せよう」などという欲もないため、緊張なし。ゆる~い感じで2分足らずの演技を終えました。

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興奮による「吠え」と分析する人もいるでしょうが、私はストレスからくる「吠え」と解釈しています。リンク、視線、滑る床などの複合的なストレス環境で、絶対的な150%の自信までは習得できていない遠隔=走る作業。ベースにストレスがあるため、吠えが出やすいのです。その証拠に、吠えの直後に呼び戻すと、ハンドラーを回り込んだ後に走り続けようとしますが、左脚側の指示を出せば留まれます。コマンドエラーをすることはなく、吠え続けること、多動になる様子もありません。

チーとの演技に、今後にどのようなルーティン構成を考えるべきか。
綺羅りんやシュンクンとの演技では、オンカウントごとのハンドラーのステップが基本にあり、4カウント or 8カウントごとのトリックやポジションチェンジ、または脚側。というような構成でした。
でも、チーのようなタイプの犬に、こうした「抑制」が根底にある構成は合わないのではないか・・・とも考え始めています。犬が自然に動くムーブにアクティブなトリックを盛り込んでいく方が、チーにとっては動きやすいのではないか。
DDJPのコンペ時に拝見したルツカ組の生徒さんの演技を見て、そうした思いが強まっています。
ま、コンペデビューは5歳くらいを目途に考えているので、ゆっくりと試行錯誤していきます。

そして、シュンクンとの「Nowadays」。
この2週間、やりこみ式ではないトレーニング法で正確なポジションの刷り込み直しを続けてきただけに、この日の演技は自分でもちょっと楽しみに思っていました。
が・・・
昼休憩時にWoofの林ランにて、左前足負傷。
出番までに3時間ほどあったため、しばらく様子を見ることに。でも、左前足に体重をかけることができず、3本脚で背筋を使って歩くありさま。とても演技ができるような状態ではないため、ハンドラーが一人で踊りました。
それをリンク外から不思議そうに眺めるシュンクン。鼻鳴きするでもなく、静かに見ていたそうです。リードはPちゃんママが持っていてくれました。

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今季最後の演技が出来なかったのは残念でしたが、収穫もあり。
あれほどトラウマだったwoofの体育館で、午後の演技を見ながらこのマットの上でシュンクンはリラックスして過ごすことができたのです。今まででは考えられないことです。3時間ほどの間、母のTタッチをずっと受け入れつつ、うつらうつらしながら寛いで過ごせました。(痛みから、動く気持ちが少なかったから、と考えられなくもないけれど)
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もしかしたら、演技をするよりも大事な何かを得たかもしれません。そのための負傷だったのかな。
負傷した左前足はもちろんですが、背中、腰、尾にいたるまで、シュンクンと対話しながら微細なTタッチをたくさん施すことのできる時間にもなりました。


そして閉会式では、西田先生から「Dog First Award」をいただきました。
犬の身体のことを優先して自分ひとりで踊ったから、ということで(爆)
普通の人ならキャンセルするよね~(笑)

アクシデントがあったけれど、私なりに得るものや、考えることも多くあった1日でした。
ドッグダンスでは犬に衣装はNGですが、4月のオプデスコンペの際にリンク内でネガティブ経験をしたチーのために犬服+ボディラップでの出陳を西田先生に許可していただきました。犬のためなら柔軟に対応してくださる西田先生。こうしたイベント運営は非常に大変ですが、アウラ外部のペアにも出陳門戸を開けて下ってありがとうございます。
秋季イベントまで、夏季の間に身になるトレーニングを積んでいこうね、チーたん シュンクン。

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イベントが終了して駐車場までの移動。
母は大荷物をカートで引っ張っているのに、おかまいなしに通り過ぎる人の足元にすり寄ろうとするチー。メンドーなので、I家のグリュちょのお隣を間借りすることに。
なかなか可愛いよ(笑)



2017.06.04 / Top↑

今年もaloha ilioさん主催のファンマッチ、浜名湖FUN FUN STAGEに参加してきました。


イベント会場は、浜名湖ガーデンパークの中にある屋根付きの屋外ステージ。ガーデンパークはその名にふさわしく、通年、様々な花を楽しめる広大な敷地の公園です。
ステージの後方に遊覧船が通る水路がありステージそのものの景観が美しいのも特徴で、ダンス系イベント会場の中でも私が最も好きな会場。
1年ぶりの参加です。



まずはチーたんとの「Tiki Tiki Tiki Room」。
まだまだ振る舞いが幼犬っぽいチーだからこその選曲。黄色やオレンジが似合うチーの毛色に合わせて、衣装はオレンジのサマードレス。私の年齢でこの衣装・・・(滝汗)

ほとんど練習していないので、「ま、こんなものでしょう。チーはよく頑張ったよ」ってな具合のパフォーマンス。
でもね、なんでもいいのよ。チーは可愛いから(親ばか)

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シュンクンとの「Nowadays」。
ミュージカル「CHICAGO」の中の楽曲で、前半はセクシーなハスキーボイスのヴォーカルが特徴&後半はコミカルで軽快なステップを連想させるような曲。

特に後半のアップテンポさはシュンクンのイメージに合っていると思って選曲したけれど、ハンドラーには非常にハードルの高い1曲です。人間が曲に合わせてステップを踏むと、その動きに焦ってしまうシュンクン。焦りから多動気味になってしまい(笑)、何をやっているのか見ていてわかりにくい・・・(爆)


秋季まではこの曲を踊りこんでいくつもりです。

今回の演技は、あまりいい質ではなかったけれど、仕方ないね。2週間前のオプデスコンペ終了後に、構成を一部変更&編曲も変更したのです。2週間とはいえ、実際に躍り込みの練習ができたのは数日のみだったため、シュンクンは前の構成のようにポジション移動しようとし、それを「違うよ、こっち」とハンドラーが指摘するため 犬は焦ってプチパニック。まぁ、4か月かけて作りこみましょう。
しかも、ハンドラー 大失態で、前の編曲の音楽CDを持参してしまった、という愚かさ。
こんなんで良いパフォーマンス出来っこないよ~、ごめんねシュンクン。


やはり、構成を一部変更したあたりからシュンクンの焦りが始まり、全体にポジションはすべてかぶり気味。バックステップのところで鼻鳴き。
上手くいかない部分での彼からの表現の1つ1つは、とても分かりやすく納得のいくものでした。シュンクンの気持ちと対話が出来たような気持ちになりました。自信がない部分を教えてくれたのだから、その練習を積んでいけばいいのです。


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来月のイベントDDJPまでにどこまで修正できるか、楽しんでみようね。


主催のAloha IlioのIさん、スタッフの方々、準備や当日のご配慮などありがとうございました。
今後も是非、イベント開催継続してくださることを希望します。





2017.04.25 / Top↑
今季のドッグダンスシーズンが始まりました。
いろいろな団体が競技会やファンマッチを開催します。我が家にとっての幕開けは、山中湖woofで開催のオプデス競技会から。

昨年1年間はドッグダンスイベントにブランクのあったシュンクン。怪我の療養もあったけれど、演技中にストレスサインが多く見られることが気になり出陳のために練習を積むことをストップすることにしたためです。
演技中の鼻鳴きにはいろいろな因子があると推測できます。
1.演技を構成する1つ1つのコンテンツの理解精度に自信がないこと。
2.人前での演技は衆目に晒されるため、そのことが苦手であること。
3.リンクという囲いの中に入ること自体にトラウマがあること。
etc...

以前は、ドッグスポーツで練習の成果を発揮するためにはトレーニングを密に積み上げれば良い、と考えていました。でも、それだけではダメなのではないか、とも思っていました。精神面を強くするためには、「とにかく経験値をあげるために競技会やイベントに出すべき」という考え方もありますが、それをやって私の犬たちはつぶれたことも事実です。精神面、感情面でのサポートを、イベントに出ない方法で模索してみました。
この競技会でのパフォーマンスにおいては、シュンクンの場合はそれが功を奏したように実感しています。


Tタッチの理念の1つに、「身体・精神・感情」のすべてのバランスをとれることが大事、ということがあります。

シュンクンの場合、身体のバランスも疾患のために悪いため、感情が不安定になりやすいことは前提にあります。身体のバランスは、日々の運動保証だけでは偏ってしまいがち(使いやすい部位だけで体を動かすため、各部位の筋肉量が均等でないことはままあります)。これについては、昨夏からバランスエクササイズを行っており少しずつ四肢の筋肉量の不均等さ、腸腰筋の少なさ、などが改善しつつあり、立ち姿などにもあからさまな変化が出始めています。

私はトレーニングの積み上げそのものも「身体」と捉えています。演技の構成を犬が理解し始めると、ポジションやトリックの流れを覚えて身体を使うからです。また、表面的に目で見て分かりやすい、という点でも「身体」として認識しています。
1曲の中で使われるすべてのポジションとトリックの理解精度の確認&刷り込みなおし、を数か月かけて行いました。

シュンクンの心の問題へのアプローチとして、身体よりも「精神」と「感情」へのネガティブなものを払拭したい思いが強くありました。
自分が出陳しない競技会場にいるだけで、カーミングシグナルを出しまくっていたシュンクン。「ステイ」や「伏せ」「ハウス」などのコマンドを出されれば自制心でそこに留まることはできるけれど、「厭な場所だ」「何かをやらされるんだろう」などという感情を、人間がコントロールすることは不可能です。
「成功体験で楽しく終わる」は鉄則ですが、既にそれに失敗してトラウマを抱えた犬の場合は成功体験に導くのが非常に難しい。
ドッグダンスによって生じたトラウマを、ドッグダンス以外の方法で払拭するためにTタッチを用いてみました。

実は、この競技会の前日は清里にて個人の馬主さんの馬へのTタッチセッションに出向いており、その農場の駐車場でずっと待機していた我が家の2頭。馬へのワークの恩恵は、4日間の馬のWSに犬達を同伴した時にも感じていました。直接、犬にTタッチをしないのに、精神的に非常に落ち着いて過ごすことができるのです。
このことも競技での感情面の落ち着きに影響があったように思います。

もちろん、自宅でのTタッチも競技会の10日程前から意識的に1日5分ほど行いました。
競技当日、会場脇のフリースペースで一般犬のオフ会があり、競技開始直後に興奮した犬同士による争いや吠え声による喧噪が強烈でした。競技に参加する犬たちがクレートの中でわさわさしたり、怯えたりする反応を見せていました。
もちろんシュンクンの耳も目も反応。よろしくない兆候です。
走り遊ぶ犬たちが見えない会場隅に移動してTタッチによるボディワークを施しました。気持ちはざわざわしているようでしたが、その場にとりあえず居られる(意味が分からない方は、TタッチのWSでお待ちしています)ように。

この半年間のトレーニングの取り組み、Tタッチによるアプローチ、などが上手くいったのか、シュンクンは1度も鼻鳴きすることなく2分40秒を踊り切ることができました。
このことが とても とても嬉しい。
強く繋がっている瞬間を実感できた時間でもありました。中盤以降はあたふたしてたけどね(笑)。

オマケに、エントリークラス1席&オールクラス最高芸術点賞、までいただいて本当に驚きました。
この半年間、取り組んできたことが本リンクで生かせるかどうか、を検証するためにエントリーしたので、順位や点数に重きをおいていなかったのですが、人に認めていただけることは嬉しいことではあります。総出陳者数が少なかったから、芸術点賞いただけたのも事実ですが。

HTM部門 ノービスクラス 1席(技術点 9.03 芸術点 9.16)
最高芸術点賞

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2017.04.09 / Top↑