5月18日(木)から21日(日)まで山中湖woofで開催されたDog Dance JAPANさんのイベントにフル参加してきました。講師&ジャッジは、ロシアのトップフリースタイラーのイリーナさん。彼女のヒールワークのパフォーマンスは、格段に正確で美しいのです。HTMのワークショップに、期待が高まりました。

18日はHTMのワークショップ、19日はトレーニングショウ。20日はコンペ、21日はMFのワークショップ。我が家は、18日~20日はシュンクン、21日はチーたんでの参加申請。でしたが、21日の内容はチーには無理~、なことが途中で判明したので主催者に泣きつき、シュンクンでの参加に変更。

あまりにも充実し過ぎた4日間。
イリーナさんの真摯で熱心なご指導には、本当に頭が下がりました。午前9時半から始まるWSは、早いときで18時、最終日は20時過ぎるまで。その間、イリーナさんは座ることなく、限られた時間の中で最大限に伝えようとされていることがヒシヒシと伝わりました。

・犬の集中を高めるためのエクササイズ
・ポジションを教える前段階でのエクササイズ
・曲を作りあげるためのプロセス
・落ち着きのない犬にカームダウンをどう教えるか

イリーナさんは完全陽性強化なので、その手法はとても参考になります。

我が家の犬達が、4日間をどう過ごしたか、と言えば・・・
シュンクンは初日のワークショップでノックアウト(ほとんど犬は待機のみだったのに)。
その日の夜中から下痢が始まり、4日間でクレート内で排泄してしまうほどの水様便。何回、クレートやらマットやらを洗ったことか。結局、1時間半~2時間おきの水様便を繰り返したシュンクン。woofの体育館に居ること自体が大きなストレスになってしまっているようです。
おそらく2年前にDDJPのコンペに出たときのことがトラウマになっているのだろうなぁ、ゴメンね。

チーたんは、もちろんシュンクンのようなネガティブ反応はゼロ。今までも これからも、チーに理不尽なことを求めたこともないし、今後も求めないからね~。いつも通りの食欲で、快便・快眠でお過ごしになりました~。

イリーナさんのWSで印象に残ったことは、トレーニングの構築の仕方についてはもちろんですが、通常生活における犬の運動保証量と頻度、それとトレーニング量について。
犬種や個体差は当然あるでしょうが、私が考えているQOLの保証の仕方に非常に近いものがありました。

シュンクンへのアドバイスとしては、各ポジションの正確無比な位置の刷り込み直しとポジションに居る時の鼻の位置&視点の位置を正確に教えること。脚側停座から1歩の歩きだしの際に、視点が瞬間、頭が下がって進行方向を見ようとする犬の行動の修正法、など。
ポジションの刷り込み直し、というと気の遠くなるような作業の印象ですが、教わった通りに1回10分程度の練習を1日2回。
トレーニングに取り入れてまだ1日目で、既にちょっといい感触です。スゴイですね。
ご自身の犬を同時に3頭作りこみ、指導する生徒さんの数・犬種も多岐に渡るスキルに裏打ちされたアドバイスは、多くを語らずともシュンクンペアの問題点を見抜いていたのでしょう。

何よりも素晴らしいと感じたのは、どのペアに対しても否定的な視点でアドバイスを行っていなかったこと。コンペにおけるジャッジングも、公正でセオリーに基づいた分かりやすいものでした。
是非、再来日していただきたいな~

コンペにエントリーした「Nowadays」については、とてもいいルーティン構成なので脚側精度を高めてさらに良い作品にするように、と評価していただきました。
嬉しい~。
この曲の構成や振り付けを考えるのに1年近くを要したもの。

コンペのパフォーマンスについては、60%くらいの出来でした。評価点数も低く・・・
まず、スタート位置についてから私がシュンクンの身体を撫でたことで大きく減点(日本のコンペでは減点動作ではない)。このことは翌日のWS中に判明(汗)
曲冒頭の左脚側の精度で、シュンクンの心理状態やその後のポジション精度が判るのですが、最悪でした。犬の頭1つ分ほど前に出た状態。視点が上がり切らず、シュンクンとのコミュニケーションが今一つ。
それでも彼が、その時にできる最大限の努力をしてくれていることは伝わってきたし、その気持ちがありがたかった。伸びをすると粘膜便が出そうな体調で、懸命に応えようとしてくれたシュンクン。
これ以上に、この時に彼に望むことなどあるハズもなく・・・

表現と正確さ 5.5/10 (犬に触れた減点があったと思われます)
難易度    6.5/10
音楽と演出  8.2/10
           総計 20.2  Intermediate class 2nd place


帰宅後2日経ってもシュンクンは、ほとんど寝て過ごしています。よっぽど疲れたのだろうな。
来月には6歳になるシュンクン。
いつまでも無理のきく若さではなくなってきているんだね。






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2017.05.24 / Top↑

今年もaloha ilioさん主催のファンマッチ、浜名湖FUN FUN STAGEに参加してきました。


イベント会場は、浜名湖ガーデンパークの中にある屋根付きの屋外ステージ。ガーデンパークはその名にふさわしく、通年、様々な花を楽しめる広大な敷地の公園です。
ステージの後方に遊覧船が通る水路がありステージそのものの景観が美しいのも特徴で、ダンス系イベント会場の中でも私が最も好きな会場。
1年ぶりの参加です。



まずはチーたんとの「Tiki Tiki Tiki Room」。
まだまだ振る舞いが幼犬っぽいチーだからこその選曲。黄色やオレンジが似合うチーの毛色に合わせて、衣装はオレンジのサマードレス。私の年齢でこの衣装・・・(滝汗)

ほとんど練習していないので、「ま、こんなものでしょう。チーはよく頑張ったよ」ってな具合のパフォーマンス。
でもね、なんでもいいのよ。チーは可愛いから(親ばか)

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シュンクンとの「Nowadays」。
ミュージカル「CHICAGO」の中の楽曲で、前半はセクシーなハスキーボイスのヴォーカルが特徴&後半はコミカルで軽快なステップを連想させるような曲。

特に後半のアップテンポさはシュンクンのイメージに合っていると思って選曲したけれど、ハンドラーには非常にハードルの高い1曲です。人間が曲に合わせてステップを踏むと、その動きに焦ってしまうシュンクン。焦りから多動気味になってしまい(笑)、何をやっているのか見ていてわかりにくい・・・(爆)


秋季まではこの曲を踊りこんでいくつもりです。

今回の演技は、あまりいい質ではなかったけれど、仕方ないね。2週間前のオプデスコンペ終了後に、構成を一部変更&編曲も変更したのです。2週間とはいえ、実際に躍り込みの練習ができたのは数日のみだったため、シュンクンは前の構成のようにポジション移動しようとし、それを「違うよ、こっち」とハンドラーが指摘するため 犬は焦ってプチパニック。まぁ、4か月かけて作りこみましょう。
しかも、ハンドラー 大失態で、前の編曲の音楽CDを持参してしまった、という愚かさ。
こんなんで良いパフォーマンス出来っこないよ~、ごめんねシュンクン。


やはり、構成を一部変更したあたりからシュンクンの焦りが始まり、全体にポジションはすべてかぶり気味。バックステップのところで鼻鳴き。
上手くいかない部分での彼からの表現の1つ1つは、とても分かりやすく納得のいくものでした。シュンクンの気持ちと対話が出来たような気持ちになりました。自信がない部分を教えてくれたのだから、その練習を積んでいけばいいのです。


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来月のイベントDDJPまでにどこまで修正できるか、楽しんでみようね。


主催のAloha IlioのIさん、スタッフの方々、準備や当日のご配慮などありがとうございました。
今後も是非、イベント開催継続してくださることを希望します。





2017.04.25 / Top↑
今季のドッグダンスシーズンが始まりました。
いろいろな団体が競技会やファンマッチを開催します。我が家にとっての幕開けは、山中湖woofで開催のオプデス競技会から。

昨年1年間はドッグダンスイベントにブランクのあったシュンクン。怪我の療養もあったけれど、演技中にストレスサインが多く見られることが気になり出陳のために練習を積むことをストップすることにしたためです。
演技中の鼻鳴きにはいろいろな因子があると推測できます。
1.演技を構成する1つ1つのコンテンツの理解精度に自信がないこと。
2.人前での演技は衆目に晒されるため、そのことが苦手であること。
3.リンクという囲いの中に入ること自体にトラウマがあること。
etc...

以前は、ドッグスポーツで練習の成果を発揮するためにはトレーニングを密に積み上げれば良い、と考えていました。でも、それだけではダメなのではないか、とも思っていました。精神面を強くするためには、「とにかく経験値をあげるために競技会やイベントに出すべき」という考え方もありますが、それをやって私の犬たちはつぶれたことも事実です。精神面、感情面でのサポートを、イベントに出ない方法で模索してみました。
この競技会でのパフォーマンスにおいては、シュンクンの場合はそれが功を奏したように実感しています。


Tタッチの理念の1つに、「身体・精神・感情」のすべてのバランスをとれることが大事、ということがあります。

シュンクンの場合、身体のバランスも疾患のために悪いため、感情が不安定になりやすいことは前提にあります。身体のバランスは、日々の運動保証だけでは偏ってしまいがち(使いやすい部位だけで体を動かすため、各部位の筋肉量が均等でないことはままあります)。これについては、昨夏からバランスエクササイズを行っており少しずつ四肢の筋肉量の不均等さ、腸腰筋の少なさ、などが改善しつつあり、立ち姿などにもあからさまな変化が出始めています。

私はトレーニングの積み上げそのものも「身体」と捉えています。演技の構成を犬が理解し始めると、ポジションやトリックの流れを覚えて身体を使うからです。また、表面的に目で見て分かりやすい、という点でも「身体」として認識しています。
1曲の中で使われるすべてのポジションとトリックの理解精度の確認&刷り込みなおし、を数か月かけて行いました。

シュンクンの心の問題へのアプローチとして、身体よりも「精神」と「感情」へのネガティブなものを払拭したい思いが強くありました。
自分が出陳しない競技会場にいるだけで、カーミングシグナルを出しまくっていたシュンクン。「ステイ」や「伏せ」「ハウス」などのコマンドを出されれば自制心でそこに留まることはできるけれど、「厭な場所だ」「何かをやらされるんだろう」などという感情を、人間がコントロールすることは不可能です。
「成功体験で楽しく終わる」は鉄則ですが、既にそれに失敗してトラウマを抱えた犬の場合は成功体験に導くのが非常に難しい。
ドッグダンスによって生じたトラウマを、ドッグダンス以外の方法で払拭するためにTタッチを用いてみました。

実は、この競技会の前日は清里にて個人の馬主さんの馬へのTタッチセッションに出向いており、その農場の駐車場でずっと待機していた我が家の2頭。馬へのワークの恩恵は、4日間の馬のWSに犬達を同伴した時にも感じていました。直接、犬にTタッチをしないのに、精神的に非常に落ち着いて過ごすことができるのです。
このことも競技での感情面の落ち着きに影響があったように思います。

もちろん、自宅でのTタッチも競技会の10日程前から意識的に1日5分ほど行いました。
競技当日、会場脇のフリースペースで一般犬のオフ会があり、競技開始直後に興奮した犬同士による争いや吠え声による喧噪が強烈でした。競技に参加する犬たちがクレートの中でわさわさしたり、怯えたりする反応を見せていました。
もちろんシュンクンの耳も目も反応。よろしくない兆候です。
走り遊ぶ犬たちが見えない会場隅に移動してTタッチによるボディワークを施しました。気持ちはざわざわしているようでしたが、その場にとりあえず居られる(意味が分からない方は、TタッチのWSでお待ちしています)ように。

この半年間のトレーニングの取り組み、Tタッチによるアプローチ、などが上手くいったのか、シュンクンは1度も鼻鳴きすることなく2分40秒を踊り切ることができました。
このことが とても とても嬉しい。
強く繋がっている瞬間を実感できた時間でもありました。中盤以降はあたふたしてたけどね(笑)。

オマケに、エントリークラス1席&オールクラス最高芸術点賞、までいただいて本当に驚きました。
この半年間、取り組んできたことが本リンクで生かせるかどうか、を検証するためにエントリーしたので、順位や点数に重きをおいていなかったのですが、人に認めていただけることは嬉しいことではあります。総出陳者数が少なかったから、芸術点賞いただけたのも事実ですが。

HTM部門 ノービスクラス 1席(技術点 9.03 芸術点 9.16)
最高芸術点賞

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2017.04.09 / Top↑
昨秋11月に続き、21日~24日の4日間、那須野ヶ原ファームで開催された「馬のためのTタッチ」ワークショップに参加してきました。
今回は、チーたん・シュンクンはもちろん、もみじとカエデも同行しました。日中のほとんどの時間は車中で過ごしますが、夜中はお宿で運動会したりして猫たちもそれなりに楽しんでいたようです。

今回も、多くの学びと気付き、出会いと再会の連続。
馬へのワークセッションを通して、自分の犬たちに必要なこと・試してみたいこと、などもたくさん感じることができました。

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ボディラップにより、前半身と後半身の繋がりを意識することで、歩き出しの姿勢や、後脚の歩幅などに大きな変化が確認できました。


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ネックラップ  刺激への反応性の高い馬、トラウマを抱えている馬は首が高く上がりやすくなってバランスを崩しがちです。首にラッピングすることで、頭部が下がり冷静に考えることがスムースになります。


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ファームは丘の上にあるため強風。シュンクンのお耳、立ち耳になってます(笑)

デビ-先生や通訳の岡さんはもちろん、参加されていた方々から馬についての解説もたくさんいただき、ありがとうございました。
この場にいられたこと、そのこと自体にも感謝。
静かにワークを受け入れてくれた馬たちには、さらに さらに感謝です。
次回の馬のワークショップは、暑っい岐阜にて7月16日・17日に開催されます。1日だけでも行きたいなぁ。




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